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2012.03.29.更新

第32回サロンドリーブル(書籍見本市)

22人の日本人作家がパリに大集合

一番目立っていた日本ブース
一番目立っていた日本ブース
3月16日(金)から19日(月)の4日間、ポルト・ド・ヴェルサイユの展示会場にて第32回サロンドリーブルが開催されました。今年の招待国は日本で、22人もの幅広い作家たちが来仏し注目を集めました。

参加した作家は五十音順で東浩紀(批評)、江國香織(小説)、古川日出男(小説)、五味太郎(絵本)、萩尾望都(漫画)、平野啓一郎(小説)、堀江敏幸(小説)、角田光代(小説)、鎌田慧(ルポルタージュ)、加藤久仁生(アニメーション)、駒形克己(グラフィック)、黛まどか(俳句)、長崎尚志(漫画原作)、西村拓/ジャン・ポール・ニシ(漫画)、大江健三郎(小説)、関口涼子(詩)、島田雅彦(小説)、多和田葉子(小説)、辻仁成(小説)、綿矢りさ(小説)、ヤマザキマリ(漫画)、吉増剛造(詩)。こうやって見ただけでも豪華ですよね。多岐にわたるジャンルからこれだけの作家が一堂に介すのは、なかなかないことだと思います。

書籍販売や講演の他、ワークショップなども

フランス人にも大人気の綿谷りさ氏
フランス人にも大人気の綿谷りさ氏
サロンは地域別、ジャンル別にブースが立っていますがいまいちわかりにくい。絵本もまとまった箇所になくバラバラに配置されていたりと、正直見づらかったです。

招待国である日本のブースは奥のスペースに、竹の飾り付けでとても目立つようになっていました。日本の小説や漫画などが原版とともに訳されたフランス語版もたくさん揃っていました。

講演や討論などができる会場は3つ。これもプログラムが統一されていなくて、とーってもわかりづらかったです。聞きたかった作家の話を聞き逃してしまったりしました・・・

一番の目玉は大江健三郎氏の講演

人で溢れかえる大江健三郎氏と多和田葉子氏の講演
人で溢れかえる大江健三郎氏と多和田葉子氏の講演
さて、この日のお目当ては日本が誇るノーベル賞作家、大江健三郎氏の講演。テーマは「危険から災難へ〜文学、政治、哲学」です。あまり大きくない会場に設定され、案の定入口から外まで人が溢れる事態に。司会のフランス人ジャーナリストの東日本大震災と福島原発の説明が長く、大江氏の話に移る前に出て行く人もちらほら。

内容は多和田葉子氏との討論のような形で、行き着く所は原発廃止論でした。最後に大江氏がまとめる意味で「(私たちは)しっかりとやりましょう」と発言していました。個人的にはもっと震災と作家としての創作活動との関係性なんかを知りたかったのですが・・・
日本ブースにはドラノエ・パリ市長も来訪
日本ブースにはドラノエ・パリ市長も来訪
日本の漫画だけでなく文学作品も人気
日本の漫画だけでなく文学作品も人気

興味深かった3人の女性作家のミーティング

江國氏、角田氏を担当した通訳の方が完璧でした
江國氏、角田氏を担当した通訳の方が完璧でした
次は隣りの会場に移動して、江國香織氏、角田光代氏、綿谷りさ氏の3人の作家によるミーティング。テーマは「現在の日本の女性について」。世代の違う日本人女性作家たちが、自身の作品で女性というものをどのように捉えながら執筆していくか、などをそれぞれの視点で語っていました。個人的に角田さんの「八日目の蝉」をドラマ、映画でも見ていたので一番興味深かったです。本にもサインして頂きました!

このように4日間3か所の会場でたくさんの講演が行われます。日本文学のみならず、絵本や漫画、グラフィックなど視覚的な作品の作家にも会えたりするので、ファンには嬉しい機会。

サイン会一番人気の作家は・・・?

何故かお葬式のような出で立ちのアメリー・ノートン氏
何故かお葬式のような出で立ちのアメリー・ノートン氏
それ以外のブースでは、各出版社が作家のサイン会を開いていました。中でも一番人気はアメリー・ノートン氏。日本にも滞在経験があり、映画化もされた「恐れおののいて」の原作者である彼女のサイン会には長蛇の列が。特に若い女の子のファンが目立っていました。先頭に並んでいたファンとは行列にも関わらず長々とお話したりして、こういう所も彼女の魅力なんだと思います。
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